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「あー眩しいーAちゃん眩しい」
「返しますか？」
「可愛い」
「へ？」
「サングラス似合ってる」
だめだこれは。
紫耀は慣れてるのかもしれないけどあたしこういうの慣れてない。
「あげるそれ」
「えっいいです！高そう」
「俺めっちゃサングラス持ってんねん！そん中でもお気に入りのやつやからいらんとか言わないで…」
「いや、いらなくはないですけど、でも…」
「じゃあもうそれAちゃんの！おそろいやね〜」
半強制的にあたしの物になった紫耀のお気に入りのサングラス。
おそろいやね、の意味はよく分からないけど。
「着いた着いた〜あち〜〜」
紫耀が少し小走りで入ったのはエアコンの効いたコンビニ。
買い出しってコンビニで済むレベルの物なの…
「あった！Aちゃんどれにするー？」
しゃがみ込んでまるで子供のようにキラキラと目を輝かせて手招きをする紫耀の視線の先にあるのは花火。
「これ買いに来たの？」
「そー！4人の歓迎会する！やっぱこの大きいやつがいいかな？なんやこれ！打ち上がるん！？」
「んーー？こんなとこで売ってるやつは大したことないですよ？」
あたしもしゃがんで花火を見る。
コンビニでもいろんな種類が売ってることに驚いた。
「線香花火！やろ！！！」
そう言ってあたしの方に振り向くと、しゃがんだせいで顔が真横にあった。
「ちか！ごめん！テンションあがりすぎたわ俺！なに笑ってん！」
「紫耀、子供みたい」
「ありがと〜〜！これ買お〜」
語尾に音符がついてるのが見えるほどにルンルンの紫耀は次々と花火をカゴに入れていく。
「あ、アイス買お」
大量の花火が入ったカゴの中に、アイスも追加されました。
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あーや(プロフ) - このお話本当大好きです！キュンキュンします(*^^*)これからも楽しみにしています！！！ (2016年7月31日 21時) (
レス) id: 5dc9787a97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続き楽しみにしてます＼(^^)／ (2016年7月25日 15時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 思わず見入ってしまいました！青春って感じでとても好きです！続き楽しみにしてます！ (2016年7月18日 2時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini
| 作成日時：2016年7月17日 16時
