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「4人揃った？行くでー！こっからすぐやからさ！」
片付けを終わらせたあたし達は玄関の前で集合。
海の家まで向かおうとすると紫耀のおばあちゃんが顔を出した。
「あー紫耀！美咲ちゃんによろしくね」
「分かってるって！」
それだけ言って、旅館をあとにする。
美咲ちゃんって誰だろう。
なんだか訳ありな感じが勝手にする。けど触れてはいけないような。
「紫耀さん、美咲って誰っすか？」
ヒーーーーーー
岸優太ーーー！！！！！
お前は空気読めない選手権優勝者か！！
これは完全に触れちゃいけないとこでしょ、察して、察せよ！！
「あーー美咲さんは海の家の店長さんやで！」
「あ、そうなんすね！それはよろしくしなきゃいけないっすよね！」
「岸くんちゃんと挨拶してなー？」
なんだ、店長か。良かった。
って何あたしちょっとほっとしてるの！
「よかったねー謎の元カノとかじゃなくて〜」
「ちょっと夏海！どういう意味！」
「えー？A、紫耀さんちょっと気になってるでしょ！」
「はー？ないない！だってまだ会ったばっかりだし！」
「ふーん？でも顔は正直タイプでしょ！」
夏海はなんだか意味あり気な顔をする。
確かにほっとはしたし顔がかっこいいのも事実。でも気になってるのかと言われたらなんか違うっていうか…
「なになに二人で！女子会！？」
「ねーねー優太は一目惚れ信じる？」
「一目惚れ？あるねこれは！」
「顕嵐は？」
「あるわけねーだろ」
夏海の質問に対して2人は正反対の答え。
そんなあたしは一目惚れなんてないと信じたい。
「じゃあ紫耀さんはどう思いますか？」
「ん？俺？普通にあると思うで！恋に時間は関係ない！」
「紫耀さんかっこいいっす！」
恋に時間は関係ない、か。
いやいや！あたしまだ恋してないし！！
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あーや(プロフ) - このお話本当大好きです！キュンキュンします(*^^*)これからも楽しみにしています！！！ (2016年7月31日 21時) (
レス) id: 5dc9787a97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続き楽しみにしてます＼(^^)／ (2016年7月25日 15時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 思わず見入ってしまいました！青春って感じでとても好きです！続き楽しみにしてます！ (2016年7月18日 2時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini
| 作成日時：2016年7月17日 16時
