27話 ページ29
北side
ばあちゃんがAちゃんに会いたいから文化祭に行くと言っている
家のカレーのレシピを渡したりしてたし、本当に彼女のことを気に入っているらしい
ばあちゃんを連れて2年2組のブースに行くと
侑がだだをこねていて彼女の肩に手を回した
なんでそんなに距離近いねん
「あつむ」
「ハイッ」
「俺んちの米 余るなんてことないよな」
「ハイッ ありません 絶対に! いらっしゃいませ〜」
と声を張り上げて離れていった
横にいるAちゃんをみると顔がこわばっていた
「ごめん プレッシャーかけるつもりはなかってん」
侑が彼女と親しいことは俺にとってあまり気分の良いものではないらしい
試食と言ってカレーを二人分もらったからばあちゃんと中庭で食べた
カレーが美味しく出来ていることにとても満足そうなばあちゃん
「さっきAちゃんと一緒におったんバレー部の子やんな?」
「そやで セッターやっとる」
「あの子Aちゃんの彼氏やろか」
「いや…知らんけど…」
考えたこともなかった
確かに侑と仲がいいなとは思とったけど
もし付き合うてたら侑の前で連絡先を聞いたんはあかんかったな
でもあん時はAちゃんがずっと侑の袖を掴んどるのが嫌で…
って
侑に嫉妬…?
俺は彼女への気持ちに気付いた
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ローミー(プロフ) - ありがとうございます!キュンキュンしてくれて良かったです! (2021年4月5日 15時) (レス) id: 6346088ebc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - めっちゃ好きです…!良い作品ありがとうございました!ギュンギュンしてやばかったです! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 27afdf50c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ローミー | 作成日時:2020年12月30日 15時