24話 ページ25
夜 宿題を始めるが進まない
今日の北先輩…
急に下の名前で呼んだり 耳赤くしたり
そんなん勘違いしてしまいそうになる
スマホを手に取りL○NEのお友達のところにある北先輩の名前を眺める
アイコンは家の畑かな?
太陽の日射しを浴び金色に光る稲穂がとても綺麗だ
はぁ…
宿題やらなきゃ
なんとか集中力を取り戻し宿題が終わりに近づいたときスマホが光った
スマホの画面には
"北先輩"
の文字
えっ 電話!? うそっ!!
胸の鼓動が急に速くなり手も震える
どうしよ どうしよ
深呼吸をして電話に出る
「はいっ 百瀬ですっ」
「あっ Aちゃん?」
その声は北先輩ではなくおばあちゃん
ホッとしたような ちょっと残念なような…
おばあちゃんはインハイで差し入れを渡したことのお礼と文化祭でのお米の提供を快諾してくれた
「ほな また遊びに来てな」
「はいっ ありがとうございます」
そう言って電話を切ろうとしたら
「信ちゃんに代わるな〜」
・・・・
えっ!!
再び心拍数が跳ね上がる
「もしもし」
「はいっ あのっ ありがとうございます!」
「うん ええよ」
電話越しだとまるで耳元で囁かれているようでドキドキする
少しの沈黙のあと
「今日… 咄嗟に下の名前で呼んでしまってんけど…その呼び方してもええか?」
「はいっ…」
もうなんなん…
こっちは必死で距離を取ろうとしてるのに
名前呼びなんて距離縮まる感じするやん
もう好きって気持ち抑えられそうにないわぁ
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ローミー(プロフ) - ありがとうございます!キュンキュンしてくれて良かったです! (2021年4月5日 15時) (レス) id: 6346088ebc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - めっちゃ好きです…!良い作品ありがとうございました!ギュンギュンしてやばかったです! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 27afdf50c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ローミー | 作成日時:2020年12月30日 15時