いただきます 高橋宏斗 ページ7
秋さんリクエスト
『…宏斗くーん?一回、離れよっか…』
「嫌です。」
今日は彼氏である宏斗くんの家に遊びに来た。
私は今、後ろから彼に抱きしめられている。しかも結構きつめに。
久しぶりに会えたからいいけど、私の心臓が持たない。
『ひ、昼ご飯作んなきゃだから…』
「…」
私を抱きしめる腕の力がどんどん強くなっていく。
「…す。」
『ん?』
「Aさんからちゅーしてくれたら離します!」
『え、』
だっていつも僕からなんですもん…と駄々をこねる彼。
そういえばいつも彼からしてくれたなとか思いつつも、やっぱり恥ずかしいのは恥ずかしい。
でも、このままだと離してくれなそうだし、
『…分かったよ、じゃあこっち向いて?』
と言って向かい合う私達。
彼とばっちり目が合う。
一気に顔が赤くなっていく感じがした。
私はふーっと息を吐く。
そして、彼の頬に手を添えてちゅと触れるだけのキスをした。
私の体温はどんどん上がっていく。
この空気に耐えられず、さっと彼から離れてキッチンへ向かう。
向かおうとした。
後ろから彼に腕を掴まれぐいっと引き寄せられる。
彼の胸の中にすとんと収まった。
「足りないです。」
『、へ』
「それだけじゃ、足りないです。」
ぐるっと視界が反転し、宏斗くんに押し倒された。
目の前の彼はオオカミのような目をしていた。
「お昼ご飯のまえに、Aさんいただきます。」
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ゆとう(プロフ) - 夜さん» こちらこそ毎回素敵なリクエストありがとうございます!非常に助かっております…!続編書くことにしました!🙂これからもよろしくお願いします!! (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!😄そう言って頂けて嬉しいです!😆続編書くことにしました!これからもよろしくお願いします😀 (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
夜(プロフ) - いつも素敵な小説ありがとうございます✨ 1章完結おめでとうございます!ゆとうさんの書く小説とても好きなので是非続けて頂きたいです! (12月2日 11時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ゆとうさん» もちろんです!またぜひお願いします☺️!ゆとう様のお話毎回更新楽しみにしてるので是非続編も書いて頂けたらと思います🥰 (12月1日 23時) (レス) @page50 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Chocoさん» リクエストありがとうございました!😁返信が遅れてしまい申し訳ございません…。期待に添えられていそうで嬉しいです😄またのリクエストお待ちしております🙌 (11月28日 6時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆとう | 作成日時:2023年9月3日 17時