片思い 山崎颯一郎 ページ4
Мさんリクエスト
授業中、ついつい目で追ってしまう。
"山崎颯一郎くん"
彼は男子にも女子にも人気であり、わたしにとって高嶺の花の存在である。
話したことは少しだけある。一回だけ席が隣になったこともある。
でも、孤立するわけでも、クラスの上に立つわけでもない私なんて覚えてるわけがない。
そして、颯一郎くんはブロックが硬いらしい。
告ってくると意気込んだ子たちはことごとくやられていた。
私よりもぜんぜん可愛くておしゃれな子が振られてるんだから私なんかがいったら一瞬で終わりだ。
授業が終わり、放課後。
あたたかいオレンジ色が教室を包み込む。
私は書き終わっていない日誌を終わらせながら窓の外をみる。
あれ…いつもいる颯一郎くんがいない…？
今日は休んだのかな…
「Aちゃん、何してんの？」
背後から私の探していた彼の声がした。
どうやら、忘れ物を取りに来たらしい。
『あ、えと、に、日誌、か、書いてました…』
「ふふっ、そんなに慌てなくていいのに。」
高嶺の花の存在の人と二人きりで落ち着いていられるわけがない。
「いっつも見てるでしょ、外。」
まずい、ずっと外を見てたのがバレていた。
「好きなやつでもいんの？」
『へっ…？』
ぐるぐると回る頭の中。
何を言えばいいかわからなくなってしまって、
『颯一郎くん…』
と言ってしまった。
突然自分の口から発せられた言葉に余計にパニックになって
『あ、わ、ご、ごめん！なんでもない！』
といった。
彼の顔をちらっとみると、ほんのり赤い顔をしていた。
そして、ふっと微笑んで。
「俺も好きだよ、Aちゃん」
「その言葉、本気にしていいの？」
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ゆとう(プロフ) - 夜さん» こちらこそ毎回素敵なリクエストありがとうございます！非常に助かっております…！続編書くことにしました！🙂これからもよろしくお願いします!! (12月2日 14時) (
レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！😄そう言って頂けて嬉しいです！😆続編書くことにしました！これからもよろしくお願いします😀 (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
夜(プロフ) - いつも素敵な小説ありがとうございます✨ 1章完結おめでとうございます！ゆとうさんの書く小説とても好きなので是非続けて頂きたいです！ (12月2日 11時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ゆとうさん» もちろんです！またぜひお願いします☺️！ゆとう様のお話毎回更新楽しみにしてるので是非続編も書いて頂けたらと思います🥰 (12月1日 23時) (レス) @page50 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Chocoさん» リクエストありがとうございました！😁返信が遅れてしまい申し訳ございません…。期待に添えられていそうで嬉しいです😄またのリクエストお待ちしております🙌 (11月28日 6時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆとう | 作成日時：2023年9月3日 17時
