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料理 近藤健介 ページ12

真っ暗になった空の下。

残業帰り、家の近くのコンビニで弁当を買う。

自炊とかは一時期してたんだけど、めんどくさくて諦めた。仕事帰りとか疲れてるから基本なんもしたくない。

彼氏の健介にはやめろって言われた。

でも疲れてるからしょうがない。

家に帰り、扉を開く。
すると玄関には見慣れた彼の靴が置いてあった。

私は慌てて家に上がる。
明るくなっているリビングめがけて一直線に走った。


『け、健介?!』

「おー、おかえり。」

リビングのソファに座ってスマホをいじっている彼が目に飛び込んでくる。

『帰ってくるなら言ってよ…。』

「ん、すまん。」

私は手に持っていた弁当が入っているビニール袋を机の上に置いて、喉が乾いているためキッチンに向かった。


「って、お前またコンビニ弁当買ってんのかよ!」

『あ、』

やめとけって言ったよな?と彼から圧をかけられる。

『いやー…その、つかれてたんで…。』

すると彼は大きめのため息をついて、
「なんか作ってやるから待ってろ。」
と言って、キッチンへ消えていった。

少しソファに座って待っていると、いい匂いが部屋に立ち込める。


「あい、いっちょ上がり。」

と、美味しそうな料理が机の上にどんどん並べられる。
久しぶりのほかほかなご飯を目の前にして、私はゴクリと唾を飲み込んだ。

箸を手に取り、どんどん料理を口の中に運んでいく。

美味しすぎて、箸が止まらなかった。

「はは、ほんとに美味しそうに食うな。見てて飽きないわ。」


「Aのためならなんでも作ってやるよ。」

飲み会 高橋宏斗→←再会 村上宗隆



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ゆとう(プロフ) - 夜さん» こちらこそ毎回素敵なリクエストありがとうございます!非常に助かっております…!続編書くことにしました!🙂これからもよろしくお願いします!! (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!😄そう言って頂けて嬉しいです!😆続編書くことにしました!これからもよろしくお願いします😀 (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも素敵な小説ありがとうございます✨ 1章完結おめでとうございます!ゆとうさんの書く小説とても好きなので是非続けて頂きたいです! (12月2日 11時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ゆとうさん» もちろんです!またぜひお願いします☺️!ゆとう様のお話毎回更新楽しみにしてるので是非続編も書いて頂けたらと思います🥰 (12月1日 23時) (レス) @page50 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Chocoさん» リクエストありがとうございました!😁返信が遅れてしまい申し訳ございません…。期待に添えられていそうで嬉しいです😄またのリクエストお待ちしております🙌 (11月28日 6時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆとう | 作成日時:2023年9月3日 17時

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