同窓会 山本由伸 ページ2
高校の同窓会への誘いの手紙が届いた。
正直行きたくない。
高校時代、私の人見知りがいきすぎて誰にも話しかけられず終わった。
唯一話しかけてくれたのは山本由伸くんという男の子だった。
休み時間、一人で絵ばっかり描いている私に
「絵、うまいやん!」
と、とびきりの笑顔で話しかけてくれたのだ。
そこから多分私は彼のことが気になっていたんだと思う。
同窓会当日
結局私は彼に会いたい一心で来てしまった。彼はもうわすれちゃってるかな…。
周りの雰囲気についていけず一人ぼっち。
彼に会いたいといっても私は今彼が何をしているのか全く知らない。
もう帰ろうかな…。
そう思っていると
「Aちゃん、久しぶり」
背後から少し低くなった彼の声が聞こえた。
バッと振り返るとそこには変わらない笑顔の由伸くんがいた。
そこから二人で今のこととか高校時代のこととかについて色々話した。
どうやら由伸くんはプロ野球選手になっているらしい。
「ね、今度試合観に来てよ。」
『え、でも私野球ぜんぜんしらないよ?』
「いいよ、観ればわかるから。おねがい」
どうしてもというので観に行くと約束をした。
同窓会もお開きのムードになってきて、
『じゃあね、由伸くん。楽しかった。』
そう言うと急に彼はうつむいてしまった。
そして、グイっと私の腕を引っ張って、すとんと彼の胸元へ。
「好きだよ、」
『へ…?』
「付き合ってよ、A」
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ゆとう(プロフ) - 夜さん» こちらこそ毎回素敵なリクエストありがとうございます!非常に助かっております…!続編書くことにしました!🙂これからもよろしくお願いします!! (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!😄そう言って頂けて嬉しいです!😆続編書くことにしました!これからもよろしくお願いします😀 (12月2日 14時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
夜(プロフ) - いつも素敵な小説ありがとうございます✨ 1章完結おめでとうございます!ゆとうさんの書く小説とても好きなので是非続けて頂きたいです! (12月2日 11時) (レス) id: 56a1cf3ff0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ゆとうさん» もちろんです!またぜひお願いします☺️!ゆとう様のお話毎回更新楽しみにしてるので是非続編も書いて頂けたらと思います🥰 (12月1日 23時) (レス) @page50 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとう(プロフ) - Chocoさん» リクエストありがとうございました!😁返信が遅れてしまい申し訳ございません…。期待に添えられていそうで嬉しいです😄またのリクエストお待ちしております🙌 (11月28日 6時) (レス) id: 94228774a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆとう | 作成日時:2023年9月3日 17時