幼馴染 Yuma Kagiyama (ページ31)

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ついについについに！アイスショー当日！

1年ぶりのアイスショーだからドキドキが止まらない。

新｢A緊張してるの？｣

私｢当たり前じゃん！失敗したらどうしよう｣

新｢練習の時はA絶好調だったじゃん、大丈夫って！｣

いよいよ本番直前で新葉ちゃんに励まされたものの手の震えが止まらない

優｢A緊張してる？笑｣

私｢そこ面白がるところじゃないから｣

優｢まあ大丈夫でしょAなら｣

何を根拠にそんなこと言えるのかと思うけど私が緊張してる時に優真がかけてくれるこの言葉はなんだか私を安心させてくれる

グループナンバーも無事終わり、残りは新しいプログラムの披露とフィナーレを残すのみ

私の出番の前は駿くん。新しいプログラムの1つはパイレーツオブカリビアンらしいんだけど駿くんらしさが出てて舞台袖で勝手に感動してた

駿くんの出番が終わり次は私の番

出番が終わった駿くんとすれ違い様にグータッチを交わす

駿｢がんばれ｣

私｢ありがと、お疲れ様｣

まだ緊張はほぐれてないけど、大丈夫私なら

最初のジャンプでまだ不安が抜けなくて少し失敗してしまったけど滑ってる途中はもう緊張なんて忘れ去ってて、私ほんとにスケート大好きなんだなって思った

結果、最初のジャンプで手を着いてしまったもののその他に目立った失敗もなく大体予想してた通りに私のプログラムは終わった。

水分補給をして舞台袖に戻ると今は優真の演技の途中だった

すごい。あのダイナミックなジャンプや表現力は優真にしか出せない

残りの4公演、絶対に次はノーミスの演技をして優真に凄いって思わせるんだって心に強く思いながら優真の演技を見守った