チ ャ イ ナ ド レ ス ガ ー ル 【忍たま】

新婚さん(仮) ページ9

「そんな事ないよぉ。…それにしても、なんでみんな私の事先輩呼びするんだろうねぇ、、忍術学園にいる時間は皆の方が上なのに」




「多分それは…さん付けがハードル高いからじゃないですかね」




「私はそっちの方が嬉しいけどなぁ…」




「じゃあ、A、さん？」




「なぁに？兵助くん」




「っｹﾞﾎｯｹﾞﾎ」




「なんか、新婚さんみたいだね、｣




「なｯ…！」




｢じゃあ私はこれで」




いやぁ、素直でいい子だった。




悪気はあんまりないけど、揶揄うのが楽しくてついやり過ぎちゃった。





部屋に戻ったら着替えて仮眠しよ。




チャイナドレスは、、黒がいいかなぁ。




ちょっと大人っぽい感じのやつ。




ヒールも黒にしよ。




部屋に戻る途中六年生組に会ったから、「今日のご飯私が作ったんだよ」って言ったら伊作と小平太さんがめっちゃ嬉しそうにしてくれた。




仙蔵さんと文次郎さんは手で顔を覆ってて、留三郎さんと長次さんは知らん。




でも留三郎さんはちょいと口角上がってた。




お布団敷いて、準備の時間省くために服着替えて、おやちゅみ。









2時間半くらい寝たかな。




天井裏に気配がする。




日の出まであと数分。




そろそろ出るか…




身体を起こしてぐぐっと伸びてから靴を履く。




「屋根裏に隠れててもいいけど…まだ捕まえちゃダメだよ？日の出前だからね」




一言残して駆け出した。




宝探し大会の範囲は学園内から裏裏山まで。




かなり距離はあるけどその分時間もある。




どこ行こっかなぁ…




学園と裏裏山までの木の影にでも隠れようか。




そうしよう。





なんかあったらその時なんかする！





京A、いざ参る！！

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