SnowManと私、圧倒的不仲です。

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「…移動？…異動…、異動？」

滝「おう、明日から頼むな」

「ご、ご冗談を…」

滝「…がんばれ、A」




事務所の一室、社長室。
私のため息が１つ、誰に届くこともなく消えていく。




マネージャーとして働き出して5年。
幼馴染みのコネで私はジャニーズ事務所に入社した。
すぐに担当グループを持たせてもらって、
夢のデビューに向けてこれからも彼らを支えられると思っていたのに…




ガチャ



樹「おー、なんだった？」

「…樹」

ジェ「…え？なに？悪い話？HAHA」

「笑ってる場合じゃないの、ジェシー」



扉を開ければ見慣れた顔がいつもと変わらずそこにあって、なんだか泣きそうになる。



「…担当、変えられた」

京「…え、」

「…ごめん、」

高「…Aが謝る事じゃないよ」




マネージャーが変わる事は珍しくない。
むしろここまでずっと、SixTONESの担当でいられた事の方が奇跡みたいなもので、




慎「…それで、次はどこ？」

「………ん、」

北「え？」

「…SnowMan」

樹「…おー、」

「…そのなんとも言えない反応やめてくれ、」




いつか来ると思っていたこの日、
正直、覚悟はしていた。




樹「いいじゃん？幼馴染みいるんだし、」

「…よくそんな事が言えたな、」




でも次のグループがまさか、
まさかSnowManだなんて思いもしなかった。

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