【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】相手にされないので逆に冷たくしてみようと思う

引く ページ28

宇髄side
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あの後俺は気を失ったAを運ぶことになった

甘露寺の屋敷からは距離があるから時間はある程度経っているが未だに目を覚まさないA

まさか煉獄があんなことをするとはなぁ

まぁ、酔っていたのもあるとは思うが

Aが酔ってなかったらどうなってたか...いや、どっちにしろ興奮で気絶だな



『おーいA、着いたぞ』



寝床は何処だ？ったく、びくともしねぇ

気が引けるが押入れを探し布団を敷きAを寝かせた

このガキ...何ちょっと幸せそうな顔してやがる

明日が楽しみだなぁおい



『...あんだけ接吻したいやら娶ってもらいたいだか言ってたからなァ。良かったじゃねぇの』



ん？いやよかったと言えんのか？あれは酔ってたからだからな

そーか、酔っていたとはいえ接吻したのか...

しかもあんな深く長く

応援はしていたつもりなんだがな、なんだか複雑で



『...なんで彼奴なんだろうなぁ』



はっと我に帰った時には少し動けばAの唇に触れるという距離に顔があった

あーーーくそ

今初めてわかった

俺は此奴を、女としてみてる

溜息を零し、気を紛らせるためにAの額を軽く中指で弾いて屋敷を出た

もう上手く応援は出来ねぇかもなぁ

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