酔った翌日目が覚めたら元彼がガン見してきてた。【五条悟】

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これ以上悟の家に、悟の近くにいるのは良くない




出来れば死ぬまで、会わない方が良かった









『別に誰でもいいでしょ...帰る』









丁寧にかけられた布団




こういう事はするんだね




起き上がり、ベッドからそそくさと抜け出す




警戒しながら、警戒していた









五「あ？」









付き合っていた頃に喧嘩した際に聞いて以来聞いたことの無いほどに低い声




その時の悟の顔が頭に浮かび、体が思うように動かなくなる




私だって悟に簡単に負けるほど弱くはなかった




それでも、いとも簡単に布団の中へ引きずり込まれた




蛇に睨まれた蛙状態




私がこいつを嫌になったのはこういう所だった









五「別れさせといたから」





『は？』




五「ちょっと僕の声聞いただけでびびって別れるってさ、ほんとに好きだったのかねAの事」




『最っ低』




五「最低なのはどっちだよ」









結局どっちも最低なことに変わりはない

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