偽物の�� ページ5
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店長から密かに渡されていた … 行方不明だった妖狐の仮面を腰に掛け、渡された五千円札をポケットに入れながら商店街を歩く 。
｢ んー … 今日は何の料理がいいのかなぁ ｣
スマホを見ながら今日の夕食を考えてみる 。
ここに来た当時は、スマホのデーターも初期化されていて困った事この上なかった 。
メタ発言をさせてもらうと、神様とかが現れて生活の面倒は見てくれると思ったが … そんな前触れ微塵もなかったし 。
やっぱ人生ハードモード過ぎるだろ、とぶつぶつ呟いて無自覚に路地裏に入ったら、そこに人が居たのがいけないのだ 。
そんなの食べて下さいと言っている様なものだろう 。
｢ ん、？ ｣
ザワザワと、いつもより一段と賑わっている商店街に目を向けると、そこには数えきれないほどの人がいた 。
｢ あの、どうしたんですか？ ｣
｢ 中学生が捕まったらしいんだ ｣
近くにいたお兄さんに声をかけ、遠目でも見えるように場所を変えてもらう 。
そこには、流動体のヴィランが金髪のヤンキー風の中学生を襲っているようだった 。
ヒーローは … と周りに目を向けると、有利な個性ではないからと手付かずの様子だ 。
昔は … 例え自分の命に変えたとしても人々を守っているのだろうか 。けれど、それが仕事であり当然の行為だ 。
… 私は、世間体からいえばヴィランの仲間だろう 。
ヒーローになりたいとも思わないし、今更寝返りするのなんて、以ての外だ 。だから、そうだな … 。
[ 道 の 邪 魔 だ か ら 、 死 ん で お く れ ]
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厨二病 … ()
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墓地蔵 - 面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2019年1月14日 23時) (
レス) id: 7a89dbdc37 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 面白い…！続き楽しみにしています！ (2019年1月14日 12時) (レス) id: ee202a18ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とり | 作成日時：2019年1月9日 22時
