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A




次の日

父「たつやくん、Aのことよろしく。」

母「よろしくお願いします」


お父さん達が玄関先で頭を下げてそういうと


ふ「はい。わかりました。お父さん、お母さんこれからもよろしくお願いします。」

たつやも深々と頭を下げた。


『じゃあ〜、また連絡するね!おばさん達もわざわざありがとね!』


なぜだか見送りのために照と翔太のお母さん達がまた集まってきて、みんなに見送られて歩き出した。



ふ「照の母ちゃん達も親戚みたいだな」



『そうだよ、何かあるたびに総出だから覚悟しといて』



ふ「ひえ〜っ!でもさぁ、楽しくていいよね〜!俺好きだわ〜あぁいうの」



『それなら良かったけど!たつやのお家行くのは来週だね!楽しみだなぁ〜!』



ふ「母ちゃんもすっげー楽しみにしてるって言ってた」



たつやのご両親には直接まだ会ったことがなくて、来週ご挨拶に行くことになってる。

そして、ちゃんと挨拶が済んだら
婚姻届を出そうって。


たつやってそういうとこ、すごいきっちりしていて感心する。




『ねぇ、手つなご?』



ふ「いーよ。ほれ」



『やっぱりたつやの手好き。あったかい』



ふ「俺も好き。Aの手小さくてかわいい。 ねぇ、クリスマスどうする?家でまったりする?」



『そっか!すっかり忘れてた!そ〜だなぁ〜あのツリーは見に行きたいな!』



ふ「おっけ。じゃあさ、仕事休みだしお昼から照のとこ行って、そのあとツリー見たりぶらぶらして、夜は照と翔太呼んでパーティーする?」



『うん!いーよ!あぁーでも翔太はどうだろ…女の子と過ごすんじゃないかなぁ…』



ふ「いや、翔太今は彼女もいないし、遊んでもいないって言ってた。Aに先越されて悔しいから真面目になるって言ってたよ?」



『そーなの!?翔太の情報をたつやから聞くのは新鮮だなぁ。わかった。じゃあ、私翔太に連絡するからたつやは照に連絡しといて!』



ふ「ん、わかった。」


たつやのご両親に挨拶行って、クリスマスパーティーして、お正月かぁ。

忙しい年末になるなぁ…

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作者名:ふな | 作成日時:2021年7月18日 20時

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