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A
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ
目覚ましの音で目が覚めた。
ふっか全然起きないじゃん。
目覚ましの意味、ある?笑
鼻高いなぁ…
綺麗な唇…
あ、髭はえてる…笑
ふっかの寝顔を少しだけ眺めてから、
『ふっか、起きて』
ふ「ん…」
起きない。
『ねぇ、ふっかーー時間だよ』
ふ「んーー、わかった……」
えー、起きない。泣
もう10分くらい繰り返してるんだけど。
昨日寝るの遅かったからかな…
思い出すと恥ずかしいけど…
こうなったら、これだ。
ちゅーーーー
ふ「ん!」
起きた、起きた。笑
『おはよ、ふっか!』
ふ「おはよ。今のもっかいやって」
『だめだめ!早く起きてーもうとっくに目覚ましなったよ?』
ふ「えっ、マジ?」 ってベッドから飛び起きてお風呂にお湯入れに行った。
で、またベッドに戻ってきて
お湯が溜まるまでーって私をぎゅーって抱きしめる。
ふ「Aちゃんのちゅーで起きるの最高。毎朝これで起きたいんだけど」
『だって全然起きないんだもん』
ふ「なんでだろ、寝不足だなぁ〜昨日なんかあったっけ?ね〜Aちゃん?」
ふふっ
ぐふふふふふふふふっ
自分で言って自分で照れ始めたよ。
『ふっか、お湯』
ふ「あ、やっべ! 風呂入ってくるね!あ、一緒に入る?」
『入りません!!』
なんだよぉ〜って言いながらふっかは脱衣所に向かった。
ふっか8時に出るって言ってなかったっけ。
もう7時半なんだけど大丈夫なのかな。
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作者名:ふな | 作成日時:2020年12月6日 23時