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たつや
ゲームセンターを出てカフェ寄ったり適当にブラブラして、デートっていうデートを初めてした気がする。
Aが家まで送らなくても大丈夫って言うから今日は駅まで送って家に帰ってきた。
家に着いたことを連絡すると、
"次会えるのはいつだろう"って
もう次会うこと考えてくれちゃってる。
可愛いな、ほんと…。
もうあと数日で今年も終わる。
正月は実家に帰って過ごすことになるから、その前にあと1回会えるかな。
Aも大晦日から実家帰るって言ってたし。
毎年、照達の家族とみんなで年越しするんだって。
俺も混ざりてぇー…
この日の後、お互い会社の忘年会があってなかなか予定が合わずなんとか30日の夜に会うことができた。
忘年会の後まっすぐ俺の家に来てくれたけど、Aは少しだけ酔っ払っていて、
ふ「けっこう飲んだの?」
『うん…まぁまぁ。でも、私ね、途中からたつやに会いたくなっちゃって…また抜けて来ちゃったんだよ』
ふ「そっか。なら、許す!」
『たばこの臭いヤダからまずシャワー入っていい?』
シャワーを終えてお揃いのパジャマを着てAがリビングに戻ってきた。
いつものように髪を乾かしてあげて、
振り向き『ありがと』攻撃をくらってズキューンして。笑
イチャイチャして…
ベッドに入って…
イチャイチャして…
朝を迎える。
またAのちゅーで起こされて
イチャイチャして…
…イチャイチャばっかだ。笑
『3日まで会えないねー』
ふ「まぁー…でも会えないのたったの3日間だよ?」
『そっか。次会うの来年だって思ったらちょっと先に感じた』
ふ「今年はAと出会えて最高の年だった」
『私も! あ!!照もうすぐ来るからそろそろ用意しなきゃ!』
実家に帰る時は、照が迎えに来るらしくてどうせならって俺の家まで迎えに来てもらうらしい。
ふ「いいなぁー。照。俺も混ざりたいなぁ」
ボソッと言うと
俺の横で着替えながら、
『たつやも行く?』
なんて、そんな簡単に言うけどさ…
Aの実家行くなんて、こんな軽いノリじゃムリだよ…
行く時はちゃんと覚悟決めて行くんだから。
ふ「や、俺はまた今度にする」
『そっか、たつやのこと親に話しておくね!』
俺のこと、ちゃんとしっかりしたいいヤツだって話しておいてよね??
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作者名:ふな | 作成日時:2020年12月6日 23時