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昨日ふっかから連絡あって2人で一緒に行くからって言ってた。


そろそろ来る頃だろうと思って受け付け側に入って待ってたら、


あいつらの笑い声が聞こえて来た。

楽しそうにしやがって。



『照〜!』


ふ「あれっ、照がそこにいるの珍しくない?」


照「おまえ達がどんな感じで来るのか正面から見てやろうと思って。そしたら想像以上のバカップルが来たわ」

2人の服を指さして言うと

ふっかとAが顔を見合わせて爆笑してる。


『照にバカップルって言われそうだねってさっき言ってたんだよ』


ふ「うん、そうそう。でもこれまた今日も偶然かぶっただけだから」


どーでもいいわ!
うぜぇー。


照「お前ら早く準備して始めろ!」

なんだよー2人して幸せそうな顔しやがって。

でも本当にAよかったなー。




6時頃、トレーニングを終えたふっかとAと3人でジムを出た。

いつもは俺が真ん中で両サイドが2人だったけど、
俺、ふっか、Aって並んで歩いてることに少し違和感。



ふ「あ、照!言うの忘れてたけど、俺大阪にも北海道にも行かなくなった!異動はあるけど、本社内の異動だって!」


照「マジ?よかったじゃん!よかったな、A〜」


『うん!』




ガラガラガラ…

だ「いらっしゃ… おぉ!久しぶりの3人!いらっしゃーい!奥あいてるよー」


だてさんはいつも土曜は奥の席を空けておいてくれてる。

ふ「はーい、だてさんビール3つー」

だ「りょうかい」


こんないつもの風景に少しだけホッとする。

妹の様にかわいがってたAと、いつもふざけてるけどなんだかんだ言って一緒に居て安心するふっかが離れて行っちゃうようで

実は俺、少し淋しかったんだよね…笑



ふ「Aあんまりとばすなよ〜」


『だいじょぶ、だいじょぶ!たつやいるし!』


照「えっ、ふっか 、たつやって呼ばれてる!」


『なんで?普通じゃん』

あーめんどくさい感じになりそう…


照「いや、聞いたことないなって思って、さ」


『そうなの?ねぇ』

ふっかの腕をゆさゆさしてる。


ふ「まぁーね…たつやって呼ばれたのは初めてだわ」

ふっかにギロって睨まれた。
ごめん、ふっか。

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作者名:ふな | 作成日時:2020年12月6日 23時

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