背伸び＊2 (ページ45)

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ふっか

今日もだいぶ遅い休憩時間。

日曜日だいぶエネルギーをチャージできたおかげでなんとか頑張れてるけど、そろそろAちゃん不足だ。

Aちゃんもまた今週はずっと忙しいみたい。
お互い家に帰る時間も違うから数分電話で話すくらい。

あーぁ。Aちゃんと付き合えるって知ってたらクリスマスイベントの担当なんてならなかったのになぁ…

明日は久しぶりに土曜休みをもらえたから、照のとこに行こうと思ってる。
だけどAちゃんは俺と逆で日曜が休みだって言ってたから今週はもしかして会えずに終わってしまうかな。

ブーッ、ブーッ、ブーッ

ポケットのスマホが鳴って、
見るとAちゃんから。

ふ「もしもーし」

『今大丈夫？』

ふ「うん今ちょうど休憩だよ」

『あのね、明日仕事終わったら部長達と飲み会があるんだけど行ってもいいかな？』

ふ「飲み会かぁ～。いいけど、Aちゃん酔っ払ってるところ他の男に見られたくないんだよなぁ～」

いや、ほんとに。
しかもその飲み会にいるかわかんねーけど、Aを狙ってるヤツいるって言ってたし。

でも、行ったらダメっていうのも違うよなぁ…

『私、上司と飲みに行って潰れたことないから大丈夫だよ。』

ふ「ほんと～？」

『ほんと！』

もうこの感じ、最初から行く気満々だったじゃん。

行ってもいいか聞いてくれるのは嬉しいけど。

ふ「わかったよ。上司もいるなら断りずらいしね」

『うん。よかった！ありがと！』

絶対に飲みすぎないで、と念をおして電話を切った。

明日はジム行ったあと、Aちゃんのプレゼント買いに行こう。

Aちゃんに何あげたらいいかな…