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『制服明日乾くかな…、』


高校に上がったと同時に一人暮らしを
始めた私。

アパートについて適当にスウェットに
着替えて制服を乾かす。




なんて思ってたら ピンポーンと
家のチャイムがなった。

覗き穴で確認すると……



「おかえりぃぃ〜〜!A」

『まるちゃんさんただいまです…』

「なんでそんなテンション低いのぉ?」



お隣さんの 丸ちゃんさん。
本人曰く、頭にP付けたら可愛い!

って、言ってます。

私とは真逆ですごく綺麗で、
明るくて、憧れる。



「じゃっじゃ〜〜ん!肉じゃが作り過ぎたの!食べて食べて?」

『いつもすみません…』

「食べて欲しくて多く作ってるんだあ☆」

『……(笑)』



こうやっておすそ分けしてくれたり
本当に優しい人。

尊敬してしまうな。





次の日 何とか制服は乾いて
学校へと向かう。

はぁ、行きたくないな…
憂鬱すぎて辛いな。



学校に着いて、教室へと向かうと。


茜「あ、きたきた!!白雪さん?」

『あ、… …』

茜「ごめんね昨日は制服大丈夫?」

『大丈夫です 私もすみませんでした。』

茜「いや、でも やったのはウチのさと…」




さとみ「ほっとけよ」

茜「お前さ、」

さとみ「元は俺が悪いかも知んないけど放っておいてほしそうだし」

ななもり「さとちゃんも、言い過ぎ」

さとみ「だってホントのことでしょ」



この人達。同じクラスだったんだ
知らなかったなー。

こんなキラキラした人達だもん。

私とは真逆で気づけなかったな。



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作者名:めろ | 作者ホームページ:http://stpr.__xxx  
作成日時:2021年6月22日 1時

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