検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:60,208 hit

■25 ページ25

.









平野「…あれ?神宮寺は?」









話しながら適当に館内を回っていると、


ずっと声が聞こえていた神宮寺の声が


聞こえなくなっていたことに気づいた。









ミキ「…え?…なんでいないの?」









サトウの顔から血の気が引く。


廉の顔もみるみるうちに曇っていく。


俺は今、どんな顔をしているだろう。









ミキ「3人で探そう。この人混みの中手分けすると

逆に私たちが迷子になる」









サトウの提案通り、


俺たちは3人で神宮寺を探すことになった。









探し始めてちょっとすると、


外のベンチに座ってる神宮寺が見えた。









平野「あれ、神宮寺じゃね?」


ミキ「ほんとだ!良かった〜、無事だ!」


永瀬「なんか電話しとる?」









神宮寺はスマホを耳に当ててなにか喋っている。


時折頷いたり首を横に振ったりジェスチャーしたりしてる。









永瀬「電話でジェスチャーしても向こうには見えへんのにな」


ミキ「そんなこと言いながら永瀬も平野も電話でジェスチャーに1票」


平野「なんで俺まで!?」


ミキ「永瀬も平野も結構アホでしょ?」









廉の余計なは一言のせいで


俺までアホ扱いされた。屈辱。









神宮寺は最後に大きく頷いてから電話を切った。


歩いている俺たちとの距離が徐々に近づく。







サトウが神宮寺を呼ぼうとした瞬間、


神宮寺は男に話しかけられた。









神宮寺は男を見上げると、眉を下げて頭を下げた。
















ミキ「ねえ、あれナンパじゃない?」


永瀬「ナンパ?」









.

■26→←■24



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (137 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
402人がお気に入り
設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 神宮寺勇太   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ski | 作成日時:2020年3月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。