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「黙って見てればパシャパシャパシャパシャ

人のこと盗撮して何が楽しいの?」



平野「…神宮寺」



「はっきり言ってアンタたちがやってること犯罪だよ?マジでキモイよ?」









盗撮組の1人…名前の知らない女子が


が何か言いかけたけど、


神宮寺はそれを制するように続けた。









「アンタたちは好きな人たち撮影楽しくて幸せかもしれないけど、

その行為が好きな人たちにとってクソ迷惑なの気づいてないの?」









神宮寺と一緒に弁当を食べてたサトウも


唖然としている。









「隠れて写真撮るくらいなら正々堂々話しかけたらどうなの?

冷たくあしらわれるのが怖くて話しかけられないんでしょ?」









核心をつかれたらしい女子はうっ、と言葉に詰まる。


へー、そういうことだったのか。


冷たくするっていうやり方、間違えたな…。









「今度盗撮してるところみたら私がそのスマホかち割るからね!

スマホかち割るくらいじゃ済まないから!

髪の毛ぜーんぶ抜いて丸坊主にしてやるから!」









若干ズレた罰則を予言し、神宮寺は


疲れたように椅子に座った。









ミキ「A…アンタって子は…」


「私何か間違ったこと言ってた?」


ミキ「間違っては…ない。いやなんなら大正解…だけど、あんなクラスの女子全員を敵に回すような言い方しなくても」


「それはごめん!ミキも巻き添いだよね…」


ミキ「私は気にしないから平気だけどさ〜」









そしてまた、何事も無かったかのように


弁当を食べ始めた2人。






微かに聞こえてくる話は昨日のドラマの話題。









どこまでもドライなんだ、あのふたり。









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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 神宮寺勇太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ski | 作成日時:2020年3月26日 21時

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