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「Aちゃんお疲れだねえ」
「うう〜…」
あれから1週間。
謎に機嫌の悪かった廉とは仲直り的なのをしたけど
機嫌の悪かった理由が全くわからない。
優太くんは心配そうに私の顔を見る。
「何か悩み事?」
「悩み…事…じゃないです!準備が忙しくて!」
無駄に心配させちゃいかん。
「Aちゃん文化祭で何やるの?そういや聞いてないや」
「メイドカフェです、男子がメイド服着るんです〜」
なにそれ!どっかの漫画みたい!
って優太は手を叩きながら笑う。
「優太くん高2の頃文化祭何やりました?」
「なんだっけー…そうだ!お化け屋敷やった!」
「お化け屋敷?優太くん何かお化け屋敷やりました?」
「うんとねー、お客さんに水鉄砲かける役」
「いますね!そういう人!」
「地味でしょー?」
当時を懐かしむように優太くんは話す。
高2の頃の優太くんを
私は知らない。
もっといえば
今の優太くんも知らな気がする。
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作者名:ski | 作成日時:2018年10月27日 15時