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翌朝。
私は隣の家に住んでる廉が家を出る時間に合わせて家を出た。
「廉！」
どうしても廉に聞きたいことがあった。
でも学校では聞きたくなかった。
「ゆ…岸さんの所で何話したの？」
「俺が何話したか知ってるんやろわざわざ聞く必要…」
「じゃあ何で岸さんのところ言ったかだけ教えて」
「何でそんな詰問口調なん」
「詰問口調じゃない！何で勝手に…」
「勝手なわけあるか、A自分から絶対話さへんやん」
「でも！」
「何？」
廉は私に今までにないくらいの冷たい目線を向けた。
私、悪いことしてないじゃん。
「A？と永瀬」
「…愛莉」
「おはよー！お取り込み中？」
「お取り込み中…ていうか」
「永瀬、Aに何言ったの？」
「は？なんで俺なん？」
愛莉はぽかんとしている。
「永瀬今日生理なの？」
「ちょ、愛莉何言ってんの」
永瀬は私たちに背を向けてさっさと歩き出した。
その肩が揺れてる。
コイツ今笑ってるな。
「笑ってんのバレバレ〜」
「今永瀬笑ってんの？よくわかるね、流石幼馴染」
「ふふ、何年の付き合いだと思ってるんですか」
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作者名：ski | 作成日時：2018年10月27日 15時
