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士郎side.
士郎「ちょっとAちゃん、飲み過ぎじゃない？
ほら、水」
貴女「ん〜ん、よってません、だいじょーぶ！響木さん、レモンチューハイくださーい！」
Aちゃんが僕のところに来て語り出してからしばらく経った。
その間にAちゃんはすごい勢いでお酒を飲んでいる。
貴女「んふふ、しろーさーん」
へらへらしながらAちゃんがいつもより緩んだ声で僕を呼んだ。
頬は上気して、髪の隙間から覗いた耳や首筋も少し赤みが差している。
まって、ちょっとこれは、クる。
士郎「ちょっとAちゃん、離れてくれないかな？」
貴女「うわひど！そんなこと言うしろーさんにはもっとくっつきますからね！」
士郎「ちょっと待ってAちゃん、ちょっと本気でヤバいから離れて。水飲んで落ち着いて、！？」
突然ぐいっと僕の首に腕を回したAちゃんは、そのまま僕に顔を近づけて、
ちゅっ
と、軽く唇を合わせてきた。
貴女「いひ、まいったかー！」
周りの凍った空気にまるで気づいていないAちゃんは、へらへら笑いながらそのまま、言葉を失って固まっている僕にもたれ掛かるようにして寝てしまった。
シーンとした空気の中、マネージャー達の黄色い悲鳴が響いた。
そこからはもう大騒ぎで、放心状態で箸を取り落とす人や肩を怒らせて詰め寄ってくる人、そんな周りの状態にオロオロする人等々、雷雷軒の店内は混乱に陥った。
そんな中、僕はさっき起きた事も周りの状態も上手く整理できず、まだ僕に抱きついた状態のAちゃんを見つめながらぽろっと
士郎「……とりあえずこれはお持ち帰りしてもいいってことかな？」
と溢した。
店中から「「「良いわけないだろ！！！」」」という叫び声を浴びせられながら、僕はそっとAちゃんの背に腕を回した。
直後に灰崎くんやら西蔭くんやらに強引に引き剥がされちゃったけどね。
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ぽこ(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» コメントありがとうございます！！私生活の方が忙しくて随分久しぶりに覗いたらすごく嬉しいコメントが（ ; ; ）今は忙しくて執筆する余裕がないのですが、ネタは溜まっているので気長にお待ちいただけたらと思います！ありがとうございます！ (2022年8月25日 1時) (
レス) @page38 id: b72cb20121 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂きました！もしまだ続編があるなら、今後とも応援していますので頑張って下さい！(*´ω｀*) (2021年11月8日 8時) (レス) @page47 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - 葎。さん» リクエストありがとうございました！よかったです！！遅くなってしまって本当にすみません… また是非リクエストしてくださいね！^ ^ (2021年5月15日 23時) (レス) id: f5615be994 (このIDを非表示/違反報告)
葎。 - リクエストを書いていただきありがとうございます！！！ とってもよかったです！！ (2021年5月14日 22時) (レス) id: 207bef97ab (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - 夜美さん» 久しぶりー！ありがとうっ^ ^ 読みに来てくれて嬉しい！！またいつでも来て来て笑 (2021年2月17日 19時) (レス) id: f5615be994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこ | 作成日時：2019年1月17日 0時
