▽ ページ26
ふと気になって、A達の方を見る。
2人で手を繋いだまま、楽しそうに喋ってる。
それだけで、辛いのに。
イムスがちょっとかがんで。
Aは目を閉じて。
ちゅ、と2人の唇が触れ合った。
フェイ「…え………？」
SARU「…っ！」
ふたりが、きすをした。
そう理解した瞬間、頭を鈍器で殴られたような感覚になった。
心臓が張り裂けて、死にそう。
僕達の近くにメイアとギリスが来た。
メイア「あらあら、仲がいいのね。ふふっ」
ギリス「僕達の方が、愛の力は大きいさ」
メイア「そうね、ギリス」
イチャイチャしてる2人に聞いてみる。
フェイ「ねぇ、あの2人って……付き合ってるの？」
メイア「え？ずっと前から付き合ってたじゃない」
フェイ「……え」
夢であってほしい。
ずっと前から付き合ってた…？
嘘だ。信じたくない。
というか、イムスはシープのことが好きなんじゃないの？
いっつも追いかけ回してるじゃないか。
…そういえば、Aのことを目で追ってたような…
いや、でも………
もしかして、Aから？
フェイ「…………っ！」
嫌な想像がどんどん頭に浮かんできて、消えてくれない。
辛くて、苦しくて。
すーっと意識が遠のいた。
＊＊＊
ふ、と意識が戻り、周りを見渡してみる。
さっきと同じ、温水プールだ。
Aは……女子メンバーのみんなと遊んでる。
フェイ「あれ？」
SARU「…あっ、フェイ！」
SARUに呼ばれて、SARUの視線の先を追うと…
フェイ「パラレルストーン？」
僕達の足元に、パラレルストーンが落ちていた。
フェイ「じゃあ、さっきのは、パラレルワールドの話だったんだ……！」
安心して、力が抜けた。
座り込んでしばらくぼーっとして、ふと考える。
パラレルワールドが出来たってことは、イムスがAに告白しようとしたってこと？
それともAが…
…僕もそろそろ頑張らなくちゃ。
誰かにAを取られる前に。
Aに振り向いてもらえるように。
だって、君が他の誰かのものになるなんて、嫌だもんね！
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
聖奈さん
遅くなってすみません！;
こんな感じで良かったですかね…？
口調等、書き直しが必要なときはいつでも教えてください！
そめおかみさまァ！→←きみがだれかのものになるなんていやだ。［リク］
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ぽこ(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» コメントありがとうございます！！私生活の方が忙しくて随分久しぶりに覗いたらすごく嬉しいコメントが（ ; ; ）今は忙しくて執筆する余裕がないのですが、ネタは溜まっているので気長にお待ちいただけたらと思います！ありがとうございます！ (2022年8月25日 1時) (
レス) @page38 id: b72cb20121 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂きました！もしまだ続編があるなら、今後とも応援していますので頑張って下さい！(*´ω｀*) (2021年11月8日 8時) (レス) @page47 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - 葎。さん» リクエストありがとうございました！よかったです！！遅くなってしまって本当にすみません… また是非リクエストしてくださいね！^ ^ (2021年5月15日 23時) (レス) id: f5615be994 (このIDを非表示/違反報告)
葎。 - リクエストを書いていただきありがとうございます！！！ とってもよかったです！！ (2021年5月14日 22時) (レス) id: 207bef97ab (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - 夜美さん» 久しぶりー！ありがとうっ^ ^ 読みに来てくれて嬉しい！！またいつでも来て来て笑 (2021年2月17日 19時) (レス) id: f5615be994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこ | 作成日時：2019年1月17日 0時
