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「決めたんだ」
「…まあ、ね」
「…じゃあもう応援するしかねえじゃん」
「風磨、」
「なに？」
「……愛してる」
「え、ちょ、おま、きも」
ほんと、風磨って可愛いよね。
俺一生こいつとの縁切りたくないなって、心から思う。
正直、此処を出てく＝会えない の方程式が頭の中で構成されて。
「有難うな」
「ん」
「後、このことまだ誰にも言わないでほしい」
「言うわけねーじゃん」
「さすが」
「…なあ、」
「んー？」
「Aのことは、いいの｣
いきなり出てきた名前に、ピタリと動作も思考回路も停止してしまう。
なんで、
なんで風磨が知っているのか。
何も言えずにフリーズしていた。
「…えっ、待ってお前俺が知らないとでも思ってたわけ？」
「え、いや、うん、え」
「は…、いや正直言うよ？」
「え、うん」
「中島、お前まじ分かりやすいから」
とどめを刺すようにグサグサ俺の胸を裂いてく風磨の言葉
俺、そんな分かりやすかった？
あらかさまにあたふたする俺を見て風磨は呆れたように溜息をついた。
でも、確かにAには凄い優しくなっちゃうし。…あれ、こういうとこ？
「勝利とA。」
「…」
「この2人だろ？気になってんのは」
「まあ、うん」
勝利とA
あの日から、2人の中で何かが確かに変わりつつある。特に勝利。最近の勝利はよくAと話すようになったし、
お互いに前みたいな張り詰めた空気が全くないし。
多分、二人の最近の関係については寮全員が疑問に思っているはず。
俺は、疑問なんか思わなかったけど。
だって、もう分かってたから。
二人がどうした、なんて。聞かなくたって見てればわかる
久しぶりに見せる勝利の表情に、俺は危機感を抱いたんだ。
そんな自分が嫌になって
うまく言い表せないけど、Aを変に意識して避けてしまいそうになる。
誰も悪くないよ、分かってる。
それに、二人の気持ちを直接確認したわけでもない。だから、お互いをどう思ってるかなんて、正確には分からないものだけど
人間って、言葉より行動の方が素直だから。
ふたりを見てればわかる気がする
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ただただ、溜息が出るだけだった
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＊。薔薇色。＊(プロフ) - 第2章も楽しみにしてます！第1章が幸せな終わり方だったので、第2章で健人くんがどう動くのか凄く気になります！応援してます＾＾ (2017年8月12日 19時) (
レス) id: 957a016e5f (このIDを非表示/違反報告)
ずみこ。(プロフ) - ＊。薔薇色。＊さん» 有難うございます！第1章がそろそろ終わって、第2章へと突撃するつもりです！ぜひ着いてきてくださると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年8月12日 1時) (レス) id: 9d6691450a (このIDを非表示/違反報告)
ずみこ。(プロフ) - みーちゃんさん» 有難うございます！そろそろ長かった第1章が終わります！話はまだまだこれからなので是非そこでも見ていただけると嬉しいです！更新頑張りますね！ (2017年8月12日 0時) (レス) id: 9d6691450a (このIDを非表示/違反報告)
＊。薔薇色。＊(プロフ) - とっても、面白いです！続きがとっても気になります！更新頑張ってください＾＾楽しみにしてます！ (2017年8月11日 16時) (レス) id: 957a016e5f (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - とっても面白いです！！！更新頑張ってください！続き楽しみです！！！ (2017年8月10日 22時) (レス) id: e3b44cf0ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずみこ。 | 作成日時：2017年7月22日 21時
