【wrwrd!】教授の教え子はやばい人でした【男主】

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ーA視点ー

「おい、G」

誰がGじゃ。というか許可もなくドアを開けたじゃん
ノックくらいしろ！？今着替えてるんだけど！！？

「飯だ。早く来い」

珍しいな、いつもなら呼びに来ないのに。

『分かりました。すぐ行きます』

急いで軍服に着替えて朝食を食べに向かう。そして食堂に着いたときに違和感を感じた。

(なんだ…？今日はやけに注目されるな…)

『……申し訳ありません。今日はあまりお腹が空いていないので』

食堂まで来て何を言ってるんだと自分でも思う。でもこのまま食事をすれば…嫌な予感がする。

「チッ…何か察したか」

そう言って立ち上がったのは総統だ。少しずつ俺に近づいて来る総統を見て「逃げなくては」と頭では考えているのに上手く体が動かない。

(何びびってんだよ…！動けよ、逃げろ！早く！)

「おっと、逃げるなよ？」

気がつけば耳元で総統の声がした。あぁ、終わった。
絶望と同時に体に痛みが走った。
あまりの痛さに床に倒れ込むと総統が笑いながらスタンガンを見せてくる。きったない笑顔だな。

「さすがだな、このスタンガンは威力を高くしているのに、意識は保っているようだ」

『っ…なん…で……』

「分かるだろう？とりあえず後で話をしようじゃないか。今は眠ってもらうぞ」

そう言うと手元のスタンガンを俺に振り下ろした。

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