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「おはようございます、今日はよろしくお願いします」
ス「Aさんおはよう！よろしくね！」
西「おはようございます…あ！Aちゃん！」
「おはようございます西島さん」
西「あ、そうそう、衣装を考えて来たんだけど、4パターンあって…」
最初の作品だからか細かい所まですごくこだわる西島さん
現に私の衣装も全身くまなくチェックして、やっぱりこうかな、とか考えてくれている
ス「さすがに細かすぎない？」
西「…でももう少しこうしたくて」
ス「そこまでこだわる必要ある？」
西「…」
喧嘩？
この状況大丈夫なの？
ス「Aさんだって困ってんじゃないの？」
なにそれ
困る？
私が？
決めつけんな
「別に困ってませんけど」
ス「気使わなくていいんだからね〜？」
…うざ
「使ってません」
ス「はぁ〜。なんでそこまでするかね〜」
いつから西島さんと仕事してるか知らないけど、少なくとも私より長いのは当たり前
ならなんで分からないんだろう
私の中の何かが切れた気がした
「言い方ひどいですよね。私は細かい所までこだわるの素敵だと思いますけどね。案外ファンって小さいことにも気付くんですよ。好きな人だと勘が鋭くなりますし、１つ１つのこだわりって伝わるんです」
ス「…なに笑 私が間違ってるみたいな言い方笑」
「どう受け取るかはスタッフさん次第ですけど」
ス「モデルのおちこぼれのくせして」
「おちこぼれでも西島さんが私を選んでくださったので」
ス「…あっそ」
は？なんだあれムカつく〜
勢いに任せて色々言っちゃったけど、大丈夫かな笑
でも
空気悪くしちゃったかもな〜
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作者名：歌音 | 作成日時：2017年8月20日 20時
