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「 お風呂あがったよ 」
『 ん、 おかえり 。 』
おいで、と言いながらソファを軽く叩く彼
『 あれ、髪の毛乾かしちゃったの ？ 』
「 うん、なんで ？ 」
『 乾かしてあげようかなーって思って 』
彼の家に来ると時々髪の毛を乾かしてくれる。 それが、心地よくていつも寝てしまう。
「 また今度してね 」
『 うん 』
.
「 亮ちゃん？ 」
『 んぅ、 ごめん 、寝そうだった 』
隣ではっと目を開けた彼
時計を見れば、深夜１時。そういえば、私がここに来たのも11時くらいだった。
「 お布団行く？ 」
『 ん、 いく 』
彼には迷惑なことをしてしまった。
眠そうに目を擦る彼をなんとか寝室まで連れて行く。
.
『 一緒に寝よ 』
彼に背を向けるように布団に入れば、すぐに後ろから抱きしめて来る
「 亮ちゃん、あったかいね 」
『 うん 、なんでそっち向いちゃうの 』
「 亮ちゃんの、睡眠の邪魔しそうだから 」
人の寝顔見てると顔とか弄りたくなっちゃうんだよね、かわいいんだもん
『 寂しいから、こっち向いて寝て ？ 』
「 今日だけだよ 」
ゆっくりと身体の方向を変えるとすぐ近くに見えた彼の顔
「 近いね 」
『 そうだね、 かわいい 』
「 おやすみ、亮ちゃん 」
『 おやすみ、A』
.
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作者名：ぴてゃ。 | 作成日時：2018年12月13日 22時
