カカオ50% 【r.y】 (ページ4)

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「千葉っち、聞いてよ」

「なに、」

「亮ちゃんが最近ずっと携帯見てんの、どう思う！？」

楽屋に遊びに来たA。
ソファに並んで座る

てか、なにそれ、まるでカレカノみたいじゃん。

「なんか、ハマったとか」

「一緒にいるときは、あんまり携帯弄らないからさ」

絶対あれでしょ、Aの写真見てるやつでしょ

彼女は知らないだろうけど、吉沢亮っていう男は毎回会う度に寝顔やらご飯を食べてるときの写真を見せびらかしてくるのだ。

「本人に直接聞いてみれば？」

「やっぱ、それが一番いいよね。亮ちゃん家押しかけようかな」

「そうしなさい。」

あーいいなぁ、俺だってこんな可愛い女の子家に押しかけて欲しいよ

イケメンでこんな可愛い歳下の幼馴染みがいるなんてどんだけ幸せものなんだよ。

「千葉っち、ありがとね」

「いーえ、解決するといいね」

「うん、千葉っちが相談乗ってくれたから多分解決する」

ばいばいと言いながらドアを開けて出てく彼女

可愛いな、うん

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