支え合って - SixTONES - (ページ3)

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Hokuto side
￣￣￣￣￣

ヤバい。

寝てるから、まだ、あれだけど。

京本と二人きり。

しかも俺の家。

もう3時回ってるし、明日仕事だって言ってたし

起こそうかな。

そう思って京本の方を見ると肩が小刻みに動いてて

小音でついてたテレビに笑ってるのか

なんだ、起きてたんだ

｢京本、もう3時過ぎてるけど、｣

京｢っはっ、ふぅ、はぁっ、うっ、はぁっ｣

北｢えっ、ちょっ、京本？｣

京｢はぁっ、はぁっ、けほっ、はぁっう｣

酒に酔って吐きそうなのかと思ったけど、明らかに違う。

過呼吸ってやつだ。

体が自然と動いて、すぐさま京本に駆け寄る

｢ゆっくり、俺の真似して、大丈夫大丈夫｣

無意識に京本の右手をとって、自分の胸に当ててやる

｢いくよ？すー、はー、すー、はー、｣

一生懸命大袈裟にやってみるけどうまく息を吸えてない京本

やばい、どうしよう。

京｢ぅけほっ、こほっ、はぁ、くる、し、っはぁ｣

｢苦しいな、もう良くなるから大丈夫だよ｣

気づいた頃には京本をそっと抱きしめて、背中を摩っていた

すると数分でやっと落ち着いて

そのままぐったり俺の胸で寝息を立てる。

｢どうしたんだろ。｣

こそっと樹に連絡

しようと思ったけど、

これはきっと京本が望んでないからって

テーブルにスマホを置いた

規則正しいリズムで背中を優しく叩いて

俺、保育園の先生かよ。笑

あまりにも起きる気配がないから

そのままの体勢でいるともう5時。

仕事何時からか聞いてなかったし

一応声かけようって

｢きょ…うもと、京本｣

京｢んっ、……｣

｢大丈夫？｣

京｢あれ、おれ、｣

｢具合どう｣

そう聞くとやっと今の状況に目が覚めたのか咄嗟に離れる京本、勢いがすごい。笑

｢ごめん、迷惑かけちゃって、もうだいじょぶ、こほっ、んんっ｣

｢大丈夫じゃねえじゃん｣

酒で顔が赤いのか、熱でも出てんのか。

キッチンの横の棚からそっと体温計を取り出す。