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素直な気持ち、隠し事 ページ3

「いつも思うこというけどさ」









廉 「なに?」









「今さ、廉とふたりでダンスの練習してるんだよね?」









廉 「せやけど……」









「なんで紫耀がいるの?」









紫耀 「だって、俺彼氏やもん!二人っきりにさせるわけないわ!」









廉 「うわー、独占欲……」









紫耀 「独占欲なんてどこの彼氏もするやん」









「そうなのかなー?それよりも、紫耀さ今日お仕事は?」









紫耀 「あるよ。あと二時間後。」









廉 「さっさとイケや!」









紫耀 「廉、ひどいわ」









「紫耀、行かないと間に合わないよ?」









紫耀 「えー、やだ」









「いいからほら行って!」









と言うと紫耀は








紫耀 「じゃあ、メールしてな。後、俺が電話した時絶対でてな。」









「はいはい」








と返事をすると紫耀は









紫耀 「じゃあ、仕事行ってきます!」






と言って紫耀はレッスン室をあとにした。









廉 「ほんま、紫耀はAのこと好きすぎやな」









「そうだね。でも、私は、紫耀のそういうところ好きだな。



だから、紫耀のこと私は、紫耀に負けないぐらい好きなのかも」









とくしゃっと笑うと廉は頬を赤くして









「なんで、廉が照れてんの?」









廉 「いやー、別に。ってかな、お前さそれ俺に言うんじゃなくて


紫耀にちゃんといいなよな」









「紫耀には言えないかもね。」









廉 「はっ?なんそれ」









「だって、紫耀にこのこと話して関係が崩れたくないから」









廉 「それはないやろ」









「あるかどうかわからないじゃん。このこと、紫耀には言わないでね」









廉 「まぁー、わかったわ」









「んじゃあ、ダンスの練習しよう!!」









廉 「おん。」









紫耀には本当の気持ちが言えない。







関係が崩れたくないから。









それに、紫耀とメンバーに隠してることもある。









それは、









5年前に親が誰かから殺されて亡くなったこと。

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作者名:ゆうゆう | 作成日時:2018年1月4日 8時

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