女の魅力 2 (ルパン三世) ページ2
不二子「…ふぅん、それで私のとこまで泣きついて来たのね?」
鈴「…………」
私は大人の女性と言えば不二子さんしかいないと思い立ち、打開策を求めて言葉の通り泣きついた。
不二子「鈴、女の魅力っていうのはね。そうやって決まるものじゃないわよ」
鈴「へ?どういうこと…?」
不二子「背が低いとか、童顔だから大人っぽくなれないなんて事、絶対に無いのよ。鈴は女としてイイ武器を持ってるのに、宝の持ち腐れだわ」
不二子さんは肩を竦めて笑った。これが大人の余裕ってやつか………?私は縮こまって目頭を熱くさせながら、下を向いて否定した。
鈴「い、イイ武器って言ったって、不二子さんみたいに美人じゃないし、胸もそんなに大きくないもん…」
はぁ……とため息をつく動作も色気を感じて、ちょっとドキドキさせられる。向かい合わせで座っていたソファーから腰を上げ、隣に座り私の肩に手を添えた。
不二子「人と比べて足元しか見てないんじゃ、ルパンだってずっと鈴の事大人の女として見ないわよ?」
その言葉は胸に響き、脳を駆け巡った。
鈴『私、ずっと人ばっか見て自分の事見てなかった。不二子さんの言う通りだ。言い訳して逃げてたんだ』
鈴「……ありがとう、不二子さん。泣いてられない!絶対大人の女になってやるぞ!」
不二子「ふふっ、それなら早速始めるわよ!鈴、ちょっと来てちょうだい、でかけるわよ!」
鈴「え、不二子さん!?出かけるって何処に?!てかめっちゃ引っ張ってくるし…!!」
スクッと立ち上がり、腕を掴んでズルズルと引きずるように進む不二子さんにちょっとパニックを起こす。
不二子さんは口角を上げて宣言した。
不二子「決まってるでしょ?あなたのイイ武器を磨いてあげるわ、なりたいんでしょ?"大人の女"に」
鈴「不二子さん………!!」
不二子「私なら鈴を変えてあげられるわ、ルパンもその他の男の目線も独り占めよ!そしたら私達一緒に仕事しましょ!!2人でなら大儲けよ〜!!」
鈴「不二子さん………!!」
『何か裏がある気がしてたけど、それが狙いだったのねぇーーーーーーーーッ!!!!』
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はいどうもlyricです。(深夜テンション)
深夜テンションで文章打ってるんでおかしいこと言ってるかも知んないですけど!(不安)
駆け出しですがどうかよろしくお願いします!!
lyricより。
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作者名:lyric | 作成日時:2021年3月15日 1時