24話 ページ25
〜雪一文字side〜
雪「ん〜…。」
どこからか差し込んでくる光が眩しくて目を開けた。
雪「ひっ…!」
横を見ると白い塊がいた。
誰!?誰!?
1人ぱにっくになっていると
「お!やっと起きたか!!」
待ちくたびれたぜ…とか言いながらこっちに来る。
雪「え…えと…鶴ちゃん…?」
鶴「!!」
一瞬固まった彼を見てハッとする。
しまった前の本丸での鶴丸国永の呼び方を…!
雪「あ…あの…ごめんなさ鶴「鶴ちゃん!?」あー…。」
ガバッと抱きついてきた…。
鶴「前の本丸での俺は鶴ちゃんと呼ばれていたのか?」
雪「あ、はいそうです。つい…ごめんなさい。」
鶴「いや、良い!そう呼んでくれ!!ついでにその硬っ苦しい敬語もなしだ!!」
ボクの頭を撫でる。
鶴「もう君は俺達の仲間だからな!」
鶴ちゃんの笑顔に心が暖かくなった。
雪「えへへ…ありがとう…鶴ちゃん」
うんうんと嬉しそうに頷いた。
鶴「そうだ、光坊に朝餉の時間だから呼んできてって言われたんだった…。」
雪「朝餉…?」
鶴「朝に食べる飯のことだ!大広間でみんなで食べるんだ!!」
雪「飯…?」
昨日来てた紫色の服の人も言ってた"飯"ってなんだろう?
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作者名:綺衣 | 作成日時:2017年6月27日 21時