TAMER ～ Yellow panther ～ (ページ14)

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タカヒロ｢じゅんたぁー。連れて帰ってきたでー｣

そう言って帰ってきたタカヒロ。

そこにはリュウセイとAも一緒に立っていた。

淳太｢ようやったな。じゃあタカヒロはリュウセイをアキトのとこ連れてって。｣

タカヒロ｢ほいほーい。ほら、リュウセイ行くで｣

淳太｢Aは...俺とお話や｣

｢はぃ...｣

リュウセイに睨まれたけど、そんなんちっとも怖ないわ。

どんだけ一緒におると思とんねん

淳太｢A、リュウセイになんか吹き込まれた？｣

そう聞くとAはふるふると首を振る。

じゃあ...

淳太｢なんで逃げた？｣

｢き、昨日、あの部屋を覗いてから...アキトさんと、じ、淳太さんが、怖くて...｣

顔を下げたまま静かに言うA

ほぉ、俺が怖いと

淳太｢俺は別に何もしてへんけど？なんで怖いん？｣

｢っ...わ、わからない、です｣

淳太｢ふーん。ま、逃げたからなんかするとかやないし｣

｢え？｣

淳太｢ん？なんかして欲しかったん？｣

｢いやっ、そういうわけじゃ...｣

淳太｢してほしいんやったら、俺がたーっぷりお仕置きしたるけど？｣

｢え、遠慮しておきます...｣

そう言ったA

淳太｢ふっ、じゃあ...｣

俺は椅子から立ち上がり、Aの側へと歩み寄る。

そしてAの耳元で囁いた。

" そのうち、リュウセイなんて忘れて...俺しか見えへんようにしたる "

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