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しばらく見ていると
Aさんが飲み物を持って出てきた。
あ、俺のかな。
なんて思うとまた緊張して。
やばいやばいどうしよって
ひとりで勝手に焦って。
シャーペン持とうとして落としたり
消しゴム転がってったり。
慌てて拾って、とりあえず心を落ち着ける。
ふぅ、と息をついたところで
お待たせしましたってかわいい声。
せっかく落ち着けたのにまた心臓がバクバクしだして。
どんだけ忙しいねん俺は。
Aさんがカフェオレをテーブルに置こうとしたから
冷静なフリしてノートを閉じたのに。
" お名前、素敵な漢字ですね。のぞむ……？ "
なんて。
ノートに書かれた名前を見て
Aさんは、また俺の心臓走らすようなことを言う。
" え、あ……はい、のぞむって読みます "
" 望くん。ふふ、なんだか名は体を表すって感じ "
" あ、え、えと…… "
" あ、ごめんね。勉強の途中だよね……じゃあ、 "
ごゆっくりお過ごしくださいって笑ったAさん。
いや、ゆっくりできる状態ちゃうてほんま。
心臓が走り回ってるんですけど……
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望月.(プロフ) - はじめまして！最近ぴぃたんさんの作品を読ませていただいたんですが、ぴぃたんさんが書く小瀧くんが好きすぎて一気に楽しませていただきました（ ; ; ）これからもぴぃたんさんのペースで頑張ってください！応援してます！ (2020年5月7日 5時) (
レス) id: 5c0d7b263a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぃたん
| 作成日時：2019年10月19日 11時
