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智洋｢はぁーあ」
失恋。
言葉にしてしまえばたった二言。
それだけで終わり。
俺は今日、恋をひとつ失った。
智洋｢好きやったんやけどなぁ」
俺の恋の相手は、同じカフェで働く女の子やった。
明るくて元気で、いっつも全力。
全力やのに空回って失敗ばっかしてるけど。
それが彼女の可愛いところ。
神山先輩！って、笑顔を向けてくれるキミが好きやった。
なんとなく……
なんとなくわかってた。
前は俺のこと好きやったってこと。
俺は別に鈍感ではないと思うし、そういうことに関しては鋭い方やと思ってる。
だからやねん。
だから安心してしまってた。
まだ言わんでも大丈夫やって。
Aちゃんは俺のこと好きでいてくれてるって、勝手にそう信じ込んでいた。
智洋｢あほやなぁほんま｣
だから取られるなんて思ってなかった。
俺らが可愛がってた犬に……さ。
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ぴぃたん(プロフ) - Yuna.yさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです(^ ^) (2019年8月10日 7時) (
レス) id: 4075c4da09 (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.y(プロフ) - このお話、めちゃくちゃ好きです！前回の「雨と傘、そして犬。」から、陰ながらずっと見てます！更新頑張ってください♪ (2019年6月23日 14時) (レス) id: 582d7d7549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぃたん
| 作成日時：2019年6月14日 22時
