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智洋｢連れて帰ってきてしもたなぁ｣
『にゃん』
俺の良心がしたことなのか。
はたまた失恋した心の傷のせいなのか。
彼女にそっくりな猫を自宅へと連れて帰ってきてしまった。
智洋｢Aって名前にしたら怒る？｣
『にゃあ？』
不思議そうな顔をする猫。
まぁ、自分で言ってても気持ち悪いと思うよ。
好きやった人の名前付けるなんてさ。
きっと後から恥ずかしくなるんやろうけどさ、今はそういう気分やねん。
そういうときに出会ってしまったからしゃあないねん。
智洋｢Aー｣
『にゃあ』
智洋｢わしゃわしゃわしゃぁあ｣
そう言いながら頭をなでてやる。
こんなんダイキにもしてたなぁ……
なんて。
自分でやって悲しくなってもうてるやん。
ほんまにあほなん自分。
智洋｢オマエも人間になったりせぇへんの？｣
『んにゃ？』
智洋｢するわけないよなぁ｣
自分で言っておかしくって笑ってしまう。
そんなこと絶対にあるわけがないんや。
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ぴぃたん(プロフ) - Yuna.yさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです(^ ^) (2019年8月10日 7時) (
レス) id: 4075c4da09 (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.y(プロフ) - このお話、めちゃくちゃ好きです！前回の「雨と傘、そして犬。」から、陰ながらずっと見てます！更新頑張ってください♪ (2019年6月23日 14時) (レス) id: 582d7d7549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぃたん
| 作成日時：2019年6月14日 22時
