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それからしばらく経って。
神山くんとは変わらず仲良くやってるつもり。
でもね、最近変わったことがあって...
『神山くん、好きです!付き合ってください!』
「おっと...」
また見てしまった。
神山くんが告白されてるところ。
なんでここでするの!
角曲がったらいるとか知らないってば!
...何人目、なんやろ。
ここ最近、いつも告白されてるような気がする。
なんで?
みんな怖いって言ってたやん。
神山くんのこと悪く言って笑ってたやん。
なーんて。
そんなことを言っても、私も同じようなものなのかもしれない。
そう考えると、神山くんと仲良くして笑ってる自分に腹が立ってきて...
「ほんま、なんなんっ」
視界が歪む。
そして思わずしゃがみ込んだ。
バカみたい。
悪口言ってた女の子が手のひらを返して神山くんに告白してるのを見て怒ってさ...
「ほんま、あほっ」
溢れてくる涙を止めることはできず。
そのまま、チャイムの音を聞き流した。
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みなみ(プロフ) - 面白かったです。 (2018年4月12日 22時) (レス) id: 147e50fb2b (このIDを非表示/違反報告)
aoringo(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても面白かったです♪これからも応援しています! (2018年4月11日 23時) (レス) id: 2fc81bdf76 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年3月24日 19時) (レス) id: 0d77c7db4d (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年3月20日 20時) (レス) id: c8a682c983 (このIDを非表示/違反報告)
MAIKA(プロフ) - この小説とっても面白いです!神山くんほんと最高ですよ!頑張って下さいね!応援してます! (2018年3月14日 16時) (レス) id: dcb8dac435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぃたん | 作成日時:2018年3月13日 21時