１０ ページ11
.
(淳太side)
署へ戻ると、目撃者という人と会った。
早速話を聞く。
淳太｢どうも。中間です｣
大毅｢重岡ですー｣
照史｢あ…どうも。桐山と申します｣
淳太｢早速お話、聞かせてもらってもいいですか？｣
.
.
.
(照史side)
俺は昨日、見てもうたんや。
ともが…俺の弟が人を殺したとこを。
バイトの帰りやった。
ともっぽい後ろ姿を見つけて、こんな夜中に何してんねん思て、後をつけた。
でも途中で見失ったから、一緒に帰ろ思ってたんを諦めて一人で帰ろうとしてん。
そしたらさ、なんか叫び声が聞こえて…
気になってそっちの方向に行ったら、さっき俺が後をつけてた人がおった。
恐る恐る、｢…とも？｣って声かけたら、俺の方振り返ってびっくりしてた。
でも俺の方がもっとびっくりした。
だってともが手に持ってたのが人の腕やってんもん。
驚かんわけにはいかんやん。
ともは走ってどこかに行ってしまったみたいで、昨日は家に帰ってこんかった。
あんなことがあっても、やっぱり家族やからさ…
俺はとものこと大好きやから、守ってやりたい。
血が繋がってなくても、兄弟ってことに変わりはない。
ともはあんなことするような人やない。
きっと、なんか事情があったはず。
そう思った俺は、警察相手に嘘をついたんや…
こんな嘘、通るんかわからんけど…
照史｢昨日の夜、バイトから帰る途中に見てしまったんです。でも、犯人と目が合った瞬間に強い風が吹いて…目を開けた時には犯人はもういませんでした。風に乗って消えてしまったんです。…まるで＿＿＿｣
" 鎌鼬のように… "
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
tapiokalemon(プロフ) - めっちゃ私好みの奴でした笑 とっても面白かったです！ 続編も楽しみにしてますね(｀・∀・´) (2017年11月19日 14時) (
レス) id: 0c54cee38a (このIDを非表示/違反報告)
くまみ - すごく面白かったです！ (2017年8月27日 12時) (レス) id: c7ad5f3133 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茶(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみに待ってます！！頑張って下さい！！ (2017年6月10日 21時) (レス) id: 78a706b18a (このIDを非表示/違反報告)
生ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！更新楽しみに待ってます！ (2017年6月9日 21時) (レス) id: c65bcebe04 (このIDを非表示/違反報告)
神智緑虎愛 ( ｀-´) - 初コメ失礼します！ このお話めっちゃ楽しみに待ってたんで嬉しいです♪これからも更新頑張ってください！ (2017年6月7日 23時) (レス) id: ec3471edbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴぃたん
| 作成日時：2017年6月3日 23時
