2回目 ページ2
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「おっはようございます!」
「おはよう、A」
「もう少し静かに入ってこい!」
「窓から入ってくるなと何度言ったらわかるんだ…」
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おはよう、と冷静に挨拶したのは木々。
そして続いてミツヒデとゼンだ。
ミツヒデは相変わらず怒っていてゼンは呆れている。
木々は妹のようなAにあまりとやかく言わないようだ。
彼女にとっては珍しい一面である。
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「今日はどうなさいますか〜?」
るんるんでゼンに近づくA。
その瞳はキラキラと輝いている。
「今日は白雪のところに行ってくれ」
「やったぁぁぁぁあい!」
これでもかというほど大きなガッツポーズ。
そんなに、お嬢さんにあいたかったのか。
よぉーしおーし、と一人で意味の分からないことを言っている。
「んじゃいくよ、A」
「はーい!行ってきますね!何かあったら呼んでください!」
「いってらっしゃい」
笑顔で手を降る木々嬢はAが可愛くて仕方がないらしい。
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「(やったやった、オビさんから声かけてもらった!ってことは隣歩いていいんだよね!?ね!?)」
Aは内心荒れていたらしい。
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作者名:ゆうひ | 作成日時:2019年11月5日 23時