私のBoyfriendはオレンジ色

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Aside


「児嶋さん！！」


元『え、？！Aちゃん、どうしたの？』


「あ、いや、あの、これ！よかったら食べてください」


元『いいの？』


「はい、！なんか、児嶋さん元気なさそうだったし、これ食べて頑張ってください！」





元気side


やっぱり、隠せてなかったか...


でもそのおかげでAちゃんと話せたし、ポジティブに捉える



ブーッ ブーッ



新堂さんから電話がかかってきた



ピッ


「もしもし」


新『元気大変だ!! 緊急出場！』



俺は慌てて家を飛び出した







『『カンパーイ!!』』


カキィーンッ



『『よろしくお願いしまぁす♡』』



新『可愛い子ばっかじゃん風間ーっ』


風『でしょ？俺に感謝してくださいよ新堂さん』


新『元気、騙したみたいで悪かったな、いやぁ助かったよ人数足りなくて』



そう、俺はなぜか合コンに来ている


今日やるって言ってたけど行くつもりなかったのに





しばらくしてそろそろ帰ろうと席を立った



「じゃあ、僕帰りますね」


新『もう帰んのかよ』


『そうですよ〜まだいてくださいよ！』



今まではありがたかったその言葉も今はなんの感情も浮かばなくて、なんでだか分からないけどここに居たいと思わなかった



そのまま外に出ると合コンに来ていた女の人が、体調が悪そうに壁に寄りかかっていた

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