春は短し恋せよ乙女。

45 ページ50

Aside


「失礼します･･･」



部屋に入りゆっくり青くんの元へ歩いていく



「青くん、起きて」



ポンポン、と体を優しく叩いても反応がない


太陽こんな寝起き悪い青くんをよく毎日起こしてるな･･･

なんてちょっぴり失礼なことを考えてしまった



「青くん、起きてー」


青『･･･』


「今日太陽じゃないからコブラツイストできないか･･･どうしよう」



青くん、何度か名前を呼んで体を揺さぶると『ん〜･･･』と眠そうな声がした



プルルルル



もうひと頑張りすれば起きるかな と思っていたら突然鳴った携帯


携帯が入っているスクバを取りに行くため入口の方へ向かおうとすると



「･･･わっ、！？」



グッと後ろから腕を引かれ



ボフッ



気づいたら布団の中に入っていた



え、どういうこと･･･


布団の中で青くんに抱きしめられているという今の状況が理解できなくて、必死に頭の中を整理する


あ、携帯･･･



青『なんでA？』



突然青くんがそう言った



「え？あ、今日太陽先に行くって言ってて、青くんのこと起こしてって頼まれて」


青『ふ〜ん』


「あ、青くん、そろそろ起きないと時間･･･」


青『うるさいなぁ、』


「･･･え、」



気づいたら私の視界には青くん








と天井が写っていた









こんにちは、こばとです！


いつも【春は短し恋せよ乙女。】を読んでくださりありがとうございます♪


更新遅かったり誤字が多かったり、読みにくいところが沢山あったとは思いますが、ここまで読んでくださって嬉しい気持ちでいっぱいです(＞ ＜)


【春は短し恋せよ乙女。２】もぜひ読んでいただけたら嬉しいです♡




こばと


2023.7.5

この小説の続きへ→←44《４》

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す