春は短し恋せよ乙女。

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Aside


刀『太陽はエスパー急に女子の心の声が聞こえるから』

『実際、あの子は3日前、青に告って振られてるしな』



そう言って携帯を出し、ある動画を私たちにみせる



マ《青くん、私と付き合》

青《いや》


マ《え？》


青《A〜？あ、いたいた、帰ろ〜》



3日前、青くんと帰る前に確かに呼び出されてるのを思い出した



偉『えっ、？』


刀『青、やれ』


青『え〜、面倒くさいって』


刀『ほ〜ん、昨日の焼きそばパン代返してもらってないけど、あと先週のジュース代、それから！』


青『も〜』


「え〜、、」



青『マユミちゃん』



青くんは名前を呼び、その子が振り向いたことを確認して手を振った


はぁ、、かっこいい



石『早速だけど、今日一緒に帰らな』

マ『ごめん、別れて』


石『えっ、』


偉『1分で破局しちゃった』


マ『青く〜ん！』


偉『嘘でしょ』



驚いたように言う偉人くんのことを見ていたから気づかなかった



「･･･わっ、！？」



青くんに腕を掴まれていたことに


引っ張られるままに私たちは走った




太陽side


刀『ほらな、女子なんかと付き合わない方がいいんだよ』


マ『青くん、？青くん？』



走って行ってしまった青を見失う彼女



偉『太陽、すごいね！』


「石田！ドンマイ、！」


石『、、、』



この世で一番怖いのは、女子である

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