７０ ページ20
.
ミリオ「すみません！事故りました！
まさかあんな転校生と四つ角ばったりみたいな感じになるとは…」
サー「いや これは私の失態
事前にお前たちを''見て''いれば防げた」
バブル「とりあえず無事でよかったよ！
下手に怪しまれてたら危なかったかも」
まぁ、一見するとそうだ
この前強盗団のヤツらが治崎廻など八斎會を巻き込んだが
死者はゼロであった
それが治崎廻の個性の影響であることは計り知れているんだ
だからサーたちは動いた
ミリオ「あ そうだサー！
ケガの功名というか…新しい情報を得ましたよね！
治崎には娘がいます！」
『エリちゃん…という名前の女の子でした
ここら辺に角の生えた…
あと、手足に包帯が巻かれていました
……ごめんなさい、しくじりました
ミリオはこれからの動きを警戒して直ぐに立ち去ろうとしていた
なのに私は、あの子を助けてあげたいっていう私情で動いて……迷惑をかけてしまった
私は、あの場で助けられないことはわかっていたのに
なのに……事を急ごうとして、馬鹿な真似をした
……本当にごめんなさい
また、考え無しのバカに逆も泊まりするところでした
これじゃ…何も変わらない』
サー「それが理解出来ていれば十分だ
まず相手が何をしたいか予想し
分析を重ねた上で万全の準備を整えなければならない
志で助けられるほど
世の中甘くない
真に賢しい敵は闇に潜む
時間をかけねばならない時もあると心得ろ」
今日のところは3人事務所にもどれと言われ
私は、重い足取りでサーナイトアイ事務所に向かった
『………………本当にごめんなさい』
ダメだ
このままじゃ1年の時の考え無しのしくじりクソ野郎に逆戻りだ
ミリオ「全然大丈夫なんだよね！
それに、エリちゃんにとっては
ロキの行動が1番の救いになったと思うんだ！」
緑谷「ぼっ……僕もそう思います！」
『……ありがと』
そう言われても
私の足はまだ重い
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真柴白 - 環の後ろ向きな感じが可愛い!!両片思いのパターンですか?面白いですね。更新楽しみにしてます!!!頑張って下さい!! (2022年3月9日 15時) (
レス) @page37 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
### - お疲れ様です。今あるところまで読ませていただきました！更新楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2021年9月18日 10時) (レス) id: 04a5b7e89b (このIDを非表示/違反報告)
あの - このお話しめっちゃ好きです!!!!更新頑張って下さいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2021年9月11日 7時) (レス) id: 897b0238c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - あまねさん» それ、ものすごい思います。 (2021年9月10日 21時) (レス) id: 4a81a1f495 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの？私バカなの？((((喧しいわ (2021年9月10日 16時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兎斗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年9月10日 14時
