木葉秋紀と合同合宿の思い出。

18話 ページ19

あれから木葉さんと梟谷メンバーのいるところへ向かった。





『3年間も梟谷とは合宿や試合で会ってたのにこうやって1:1で話すの初めてですね』



木葉「そういやーそうだね」



『なんか私の呼び出しのせいで皆さんに変な誤解が生まれてるみたいで、ご迷惑おかけします。』



木葉「いーや全然、むしろこうやって話できて俺は嬉しい」



『そーですか？ならいいんですけど…』




うーん、なんか気まずい、けど話繋がなきゃな、




『木葉さんって器y…いや、オールラウンダーって言うんですかね何でもできてすごいですよね』



木葉「如月さん今器用貧乏って言おうとしたでしょ？」



『すみません、言おうとしました』



木葉「ははっ、いいよ全然。事実だしね」



『でも木葉さんが何でも出来るからしょぼくれモードの木兎さんの時でも梟谷は潰れないのかなって思います。』



これは本音。グラフで表した時何かに突起した訳でもなく綺麗な形であろう木葉さんは音駒にはいないタイプ。


というかうちはレシーブ重視だし仕方ない。


縁の下の力持ちというかやっぱり必要不可欠な人なんだろうな



木葉「ありがとう。素直に嬉しいかも」




ﾋﾟﾛﾝ



『あっ、雪絵ちゃんからだ。ってえ？』



木葉「なんて？」


『"木兎が待てないから先に行ってます"ってまたなんてことを』



木葉「まじか、あいつら」



これはやってやられた。そもそも木葉さんが迎えに来たあたりからおかしかったんだよな


木葉「ねぇ、せっかくだし2人で少しモール回ってからいかね？」



『えっ？』

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