野 球 部 の 君 ― 2

♯39 ページ9

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西島君に告白された日から

私は與君と千晃を避けるようにした









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與君も同じらしくて

目を合わせることもしない








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西「返事は今じゃなくていい」

西「だから、明日からも仲良くして？」








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西島君は笑顔で

私に優しく言ってくれた









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西「おはよー」

『おはよ〜………』








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朝の挨拶だって

笑顔で挨拶をしてくれた









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今日も居残りして

これで完成予定の生徒会通信









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先生にアドバイスを貰って

教室に戻っていた









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千「A………？」

『………千晃』

千「……今日も居残りなの？」








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『 うん 』と返事をすれば、話は続かない









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千「あのさ………っ」

『何？』









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千「Aは秀太のことが好きなの？」

『友達としてね………』

千「それならさ………っ」









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千「協力してほしい」

『そんなのは自分で頑張りなよ』

千「でも………！」









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『千晃のことは信用できない』

千「えっ」









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『裏切られたよ、見事に』

千「A………っ」









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『私に近付かないで………っ！』









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「おい！喧嘩すんなや！」









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顔も見たくなかった………っ









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