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no side
城の外廊下に1匹の黒猫と1人の幼い少女
少女及びAは黒猫の後ろを静かに追いかけておりその瞳は好奇心に満ちていた。
途中、黒猫が後ろの存在から逃げるように歩く速度を速めた。
黒猫と距離が空かないようにしようと同様に少女も足を速めるが小さな短い足では中々追いつくことが出来ず、無理に足を速めたせいか転んでしまった。
『うっ、』
室内の廊下であれば床にはレッドカーペットが敷かれている為転んでも痛くはないが、外廊下はコンクリートで出来ている為ニンゲンのAからしたらとても痛いものだった。
痛みに泣きそうになっているAが顔を上げるとそこにはAが追っていた黒猫がいた。
最早ほぼゼロ距離である
『ねこちゃ、』
「にゃあ」
驚いたAが涙目で黒猫を呼ぶとそれに応えるように黒猫が鳴き、Aの鼻をペロ、と舐めた
Aが恐る恐る黒猫の頭に手を近づけると黒猫は自らAの手に自身の頭を押し付けた。
『わ、！』
「ｺﾞﾛｺﾞﾛ」
嬉しそうに喉を鳴らす黒猫の姿にAは喜び、痛みなどとっくに忘れていた。
黒猫は抱っこしろ、と言わんばかりにAの膝に乗り頭をお腹に擦り付ける。
察したAが落とさないようにしっかりと抱きしめてながら黒猫を抱っこすると黒猫はまたも嬉しそうに喉を鳴らした。
Aも大好きな猫を抱っこ出来たのが嬉しくて満面の笑みを浮かべていたが、
『あ、…Aまいごだ、』
自身の現状にようやく気が付き不安そうな表情へと変わっていく。
そんなAを元気づけるように猫は首元に顔を擦り付けたり頰を舐めたりしている。
『えへ、くすぐったいよ！』
「んにゃぁ」
もうお気づきかと思うがこの黒猫、ただの黒猫ではない。
＿重度の幼女好きの幹部、ショッピである
一見、猫と幼女の微笑ましい絡みに見えるが実際はそんな事はない。
Aを慰めているかのように見えた行動も善意なんてものは無く、全て下心のある行動であった。
相槌の鳴き声もAの好感度を上げる為のものだった。
そんな事を知らないAは猫の友達が出来たと大喜び、不安な表情もにこにこの笑みに変わった。
ショッピは猫だから何をしても許されると思っている為、速くAからショッピを取り上げないと色々危ない。
?「おおおお、おま、何してんねん！！！！」
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ふぇいる@saya(プロフ) - この作品めっっっっちゃ最高です！！らだおくん出てきたのは笑いましたww (2月12日 1時) (
レス) id: dbd927b43a (このIDを非表示/違反報告)
沖本(プロフ) - この作品何度も読み返してしまうほど大好きです！！！めちゃ面白いです！！！とうこうがんばってください！！！ (2月3日 10時) (レス) @page9 id: 86edf69a89 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - rdoや!rdoとの絡み好きです!！ (1月23日 17時) (レス) @page31 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
わらびだんご(プロフ) - らだお出てきて笑っちゃいましたwww (1月19日 14時) (レス) id: c03bca7657 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - まちげぇた、rdo (1月18日 19時) (レス) @page31 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2023年12月11日 18時
