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gr side
gr「あ″ーーー暇なんじゃあ」
tn「暇ならさっさと書類終わらせてくれませんかねぇ…」
毎日毎日書類に追われる日々。最近じゃトン氏の監視が強化されてサボることも出来ない。
何か面白いこと起きねぇかなぁ…
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ、ﾄﾞﾝｯｯ！！
物凄い足音と共に勢い良く扉が開かれた
門番「失礼します！！総統閣下！！！！」
扉を開けたのは本来門の前にいるはずの門番だった。
持ち場から離れ、廊下を走りノックもせず入ってきた門番にトン氏はお怒りのようだ。
tn「君さ、仕事はどうしたん？挙句ノックもせず入って来ると「た、大変申し訳ありません！！！ですが至急手当てが必要なんです！！！死んでしまいます″ｩ！！！！泣」はぁ？」
入ってきた門番の腕の中をよく見るととても小さな生き物がいた。子供だろうか？
tn「落ち着け。詳しく説明しろ」
門番「は、はい″、近くの森で仕事をしていた木こりたちがすごい形相で″ニンゲンが死んでまう！！！″とニンゲンを連れてきたんです。、咄嗟に受け取ったらなんかすごい軽いし血出てるし冷たいんですよぉ″！！！！！！」
そう言ってまた泣き出してしまった門番。厳つい男が泣いてる姿は実に面白いがそんなことよりニンゲンの方が気になる。
ニンゲンは遥か昔に絶滅し、現在ニンゲンについて研究が進められているが分かっていることはほんの少し。
そのニンゲンが今！此処にいる！！！門番の腕にいる生物が本当にニンゲンならきっと面白いことになるゾ！！！！
gr「門番よ！そのニンゲンを見せてみろ！」
tn「ちょっと待て！！！」
あまりの興奮に机から身を乗り出し、ニンゲンを見ようとしていた俺をトン氏が止めた。
tn「ニンゲンなのかどうか確証が得られない生物を一国の総統であるお前に近づける訳にはいかん。魔法でニンゲンに変身しとったらどうするん？」
トントンの言う事も一理ある。だがもしあの生物がニンゲンだとしたらどの国も欲しがるに違いない。
そうすれば必然的に周りの国はうちに戦争を仕掛けてくる…！
最近じゃ戦争もさせてもらえんからな。
絶対にこの機会を逃す訳にはいかんぞ…！
gr「もしその生物が本当にニンゲンだったらどうするんだ？ニンゲンが現れるなんてもうこの先二度とないかもな。門番の話を聞く限り瀕死の様だがこのまま見殺しにするのか。」
暫く悩んだ後にトン氏が口を開いた。
tn「…分かった。」
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ふぇいる@saya(プロフ) - この作品めっっっっちゃ最高です！！らだおくん出てきたのは笑いましたww (2月12日 1時) (
レス) id: dbd927b43a (このIDを非表示/違反報告)
沖本(プロフ) - この作品何度も読み返してしまうほど大好きです！！！めちゃ面白いです！！！とうこうがんばってください！！！ (2月3日 10時) (レス) @page9 id: 86edf69a89 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - rdoや!rdoとの絡み好きです!！ (1月23日 17時) (レス) @page31 id: e69af3f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
わらびだんご(プロフ) - らだお出てきて笑っちゃいましたwww (1月19日 14時) (レス) id: c03bca7657 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - まちげぇた、rdo (1月18日 19時) (レス) @page31 id: f23bfbddd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2023年12月11日 18時
